エスコートカードギャラリー
〜山陽電車の軌跡〜

2003.10.20 製作

 2003年10月20日に、「山陽電車の軌跡」カードが4枚セット・3000部限定で発売されました。山陽電鉄の前身となる兵庫電気軌道・神姫電鉄・宇治川電気各社の車両の画像と、山陽電鉄になって初の車両である200形の4種で構成されています。
 なお、このセットは2003年10月11日〜12日には日比谷公園での鉄道フェスティバル、2003年10月19日の山陽鉄道フェスティバルでそれぞれ先行発売されました。

 明石以東の路線を有していた兵庫電気軌道の1形。 1910年に兵庫〜須磨の区間が開業した時に製造され、1947年まで走っていた。
 この画像の1号車はそのトップナンバーで、1938年に車体更新名目で200形208に改造されている。
 明石以西の路線を有していた神戸姫路電気鉄道の1形。1923年に明石〜姫路の区間が開業した時に製造され、明石〜姫路の区間を走っていたが、兵庫〜姫路の直通運転が始まった1927年には早くも廃車になっている。
 廃車後、この画像の9号車は、足回りが2代目76形(1941年)に流用され、車体は近江鉄道に移っている。
 兵庫電気軌道・神戸姫路電気鉄道を吸収して兵庫〜姫路の直通運転を始めた宇治川電気の76形。1930年に製造され、電圧の異なる明石以東・明石以西、高床ホーム・路面ホームのどちらでも対応できるという車両で、兵庫〜姫路の全線を走っていた。
 この画像の82号車は、1935年に特急使用時のイメージアップのために3桁番号の102に改番され、さらに1949年には車番整理で117に改番された。1961年に廃車され、足回りの一部は270形第2次車へ流用されている。
 宇治川電気から分離独立した山陽電気鉄道にとって最初の車両となるのが200形である。1936年〜1945年に製造され、いろいろなグループがあるが、多くは流線型の車体となっている。
 この画像の204号車は第1次車に当たり、1936年に兵電22形25号車の足回りを流用した改造名目で誕生した。改番履歴のややこしい200形において珍しく一度も改番を受けず、1963年に廃車となった。足回りの一部は300形第2次車へと流用されている。