3200系 (12両)
 3000系の車体に2000系の主電動機を設置することにより、3000系とは形式を別とした系列。1969年〜1971年にM'c-Mユニット3本6両が新造、1988〜1989年にM'c-Mユニット2本4両が改造、1998年にM'c-Mユニット1本2両が改造され、現有車両は12両に及ぶ。すべての編成の姫路方先頭車には3000系Tc車3600形が連結されている。
 車体は3000系第2次車もしくは第3次車と、車内は3000系第2次車以降と同様で、全車ロングシート。

3200〜3205
1969〜1971年
6両(3200〜3205)
 (↑)3202F(神戸方から3202-3203-3621)/2004年12月/夢前川
 (↓)3204F(神戸方から3204-3205-3622)/2004年12月/広畑
 1969年〜1971年に、2000系を3550形に改造した際に捻出した主電動機を再用、車体は3000系第3次車と同じ車体を新製して3200系M'c-Mユニット3本が誕生した。どのユニットも姫路方先頭車は3000系第3次車からTc車3600形を連結して、3連×3本を組成している。
 3000系第3次車と同じ車体のため、前面及び側面の種別・行先表示器は当初から設置されており、前面の種別・行先表示器ユニットは突出していない。また、M車の車体断面は車端部がやや低めの平屋根になっている。なお、3200系は全編成がワンマン運転対応改造を受けているため、M'c車の運転台前の窓が縦桟を挟んでの2枚窓から桟のない1枚窓に変更されている。
 冷房改造は1983年〜1987年に行われたが、3000系第2次車・第3次車と同様に、方式は時期によって異なる。1983年に改造された車両は、M車に集中式冷房装置が、M'c車には分散式冷房装置が取り付けられ、1987年以降に冷房改造された車両は、全車に集中冷房式のクーラーが取り付けられた。

 制動方式はHSC-D、主電動機はM'c車に110kWのMB3037(歯車比79:18)を4基、制御装置はM車に1C8Mで発電ブレーキ常用のKMC-201、パンタグラフはM車にPK-55を2基、コンプレッサーはM'c車に5.5kWのC-1000を2基、補助電源はM'c車にAc120kVAのGUR3233Y-44E2Xを1基、冷房装置は1985年までの改造車はM'c車に8500kcal/hのCU-17を4基とM車に36000kcal/hのCU-73を1基、1987年以降の改造車は全車とも36000kcal/hのCU-71Sを1基、台車は全車がKW-1B。

1983年の冷房改造車
1983/4/8
3200-3201
1983/5/30
3202-3203

1987年の冷房改造車
1987/6/13
3204-3205

3206〜3209
1988〜1989年改造
4両(3206〜3209)
 (↑)3206F(神戸方から3206-3207-3617)/2003年9月/西飾磨
 (↓)3208F(神戸方から3208-3209-3618)/2003年1月/広畑
 1988年〜1989年には、廃車した2000系の主電動機を利用して3000系第3次車(3034-3035、3036-3037)からM'c-Mユニット2本が3200系へと改造された。なお、捻出された3034〜3037の主電動機は5000系の新造時に再用されている。
 車体は3000系第3次車時代とそのままで、前面の種別・行先表示器ユニットは突出していない。また、M車の車体断面は車端部がやや低めの平屋根になっている。また、1994年にワンマン運転対応改造を受けており、M'c車の運転台前の窓が縦桟を挟んでの2枚窓から桟のない1枚窓に変更されている。冷房改造は3000系時代の1979年〜1980年に行われており、M車に集中式冷房装置が、M'c車には分散式冷房装置が取り付けられている。

 制動方式はHSC-D、主電動機はM'c車に110kWのMB3037(歯車比79:18)を4基、制御装置はM車に1C8Mで発電ブレーキ常用のKMC-201、パンタグラフはM車にPK-55を2基、コンプレッサーはM'c車に5.5kWのC-1000を2基、補助電源はM'c車にAc120kVAのGUR3233Y-44E2Xを1基、冷房装置はM'c車に8500kcal/hのCU-17を4基とM車に36000kcal/hのCU-73を1基、台車は全車がKW-3B。

※改番の経歴は以下の通り。
1988/10/19
3034→3206
3035→3207
1989/5/1
3036→3208
3037→3209

3210〜3211
1998年改造
2両(3210〜3211)
 (↑)3210F(延命工事施工前)(神戸方から3210-3211-3605)/2003年2月/魚住
 (↓)3210F(延命工事施工後)(神戸方から3210-3211-3605)/2005年4月/夢前川
 1998年には2300系を3560形に改造した際に捻出した主電動機を再用して3000系第2次車(3010-3011)からM'c-Mユニット1本が改造された。なお、2300系の主電動機はもともと3000系と同一の主電動機を使用していたが、2000系の廃車後に2000系の主電動機を取り付けていたため、「3000系の車体+2000系の主電動機」という構図は他の3200系と同様である。
 3000系第2次車からの改造であるため、前面の種別・行先表示器ユニットは突出していたが、2005年に改造されて突出がなくなった。また、M車車端部の車体断面は丸屋根である。
 冷房改造は3000系時代の1989年に行われており、全車に集中冷房式のクーラーが取り付けられている。なお、冷房改造と同時に妻面部の窓が上窓下降下窓上昇式から1枚固定窓に変更されている。また、同じく3000系時代の1994年にはワンマン運転対応改造を受けており、M'c車の運転台前の窓が縦桟を挟んでの2枚窓から桟のない1枚窓に変更されている。
 2005年に延命工事を受け、種別・行先表示器の突出がなくなったほか、車内外で大きな改造が行われている。改造の詳細についてはこちらを参照されたい。

 制動方式はHSC-D、主電動機はM'c車に110kWのMB3037(歯車比79:18)を4基、制御装置はM車に1C8Mで発電ブレーキ常用のKMC-201、パンタグラフはM車にPK-55を2基、コンプレッサーはM'c車に5.5kWのC-1000を2基、補助電源はM'c車にAc120kVAのGUR3233Y-44E2Xを1基、冷房装置はM'c車に8500kcal/hのCU-17を4基とM車に36000kcal/hのCU-73を1基、台車は全車がKW-1B。

※改番の経歴は以下の通り。
1998/7/30
3010→3210
3011→3211