270形 (12両)
 1959年〜1961年に20両が製造された。
 250形に引き続き旧形車100形の車体を載せ換える形で製造され、やはり主電動機や台車などはほぼ旧型のままであるが、初めから全車に貫通扉が設置されていた。全車が2扉ロングシート。
 1982年〜1986年に全車が廃車となっている。

第1次車
1959年
4両(270〜273)
 (↑)273/1990年8月/東二見車庫  藤枝ゆうじさん撮影
 1959年に2編成4両が製造された。
 名目上も100形からの改造であり、機器の多くは流用である。車体は2000系第3次車に似た17m車体を製造し、扉間に8つの窓がある2扉。座席はロングシート。
 1982〜1983年に廃車されている。

※改番の経歴は以下の通り。
1959/7/31
100→270
1983/6/30廃車
102→271
111→272
1985/6/30廃車
113→273


第2次車、第3次車
1960〜1961年
16両(274〜289)
 1960〜1961年に第2次車として5編成10両が、1961年に第3次車として3編成6両が製造された。第1次車同様に、機器の多くは100形からの流用であるが、第2次車以降は新造の形となる。
 車体は第1次車同様に17m車体で2扉であるが、ドア幅が広がったために扉間の窓数は7つとなり、側面窓も上段下降・下段上昇式に変更となった。パンタグラフの取り付け位置も連結面側に変更となっている。車内座席はすべてロングシート。
 281は、1972年よりチョッパ制御装置が試験的に設置されたが、これは釣掛車でのチョッパ車として国内唯一の存在であった。
 1985年〜1986年に全車が廃車された。