3000系列リフレッシュ工事

2005.4.3 製作
2008.11.2 更新

 2004年度より、リフレッシュ工事と銘打ち、3000系列の大規模延命工事が実施されています。
 現在、8編成25両の施工が完了しています。
 1編成目は3210F(3210-3211-3605)で、2004年12月上旬に搬出、2005年3月上旬に3月上旬に搬入、3月24日に試運転の後、3月29日より営業運行に復帰しています。
 この編成のみ、車内の乗務員室の扉のガラスがゴム押さえのままで存置されました。
 2編成目は3006F(3006-3007-3603)で、2005年5月に搬出、8月23日に搬入、9月上旬より営業運行に復帰しています。
 この編成以降、車内の乗務員室の扉のガラスが金属押さえに変更されています。
 3編成目は3020F(3020-3021-3610)で、2005年9月9日に搬出、11月下旬に搬入、12月中旬より営業運行に復帰しています。
 非ワンマン車では初の施工で、運転台側正面窓も縦桟を挟んだ2枚窓のままです。また、車内妻面の引戸側でない方の窓が2段窓であった車両でも初の施工となり、これは更新時に1枚ガラスの固定窓に変更されています。
 4編成目は3016F(3016-3017-3608)で、2006年6月に搬出、9月1日に搬入、9月中旬より営業運行に復帰しています。
 分散式冷房装置搭載の車両では初の施工で、車内の乗務員室の扉のガラスが金属押さえに変更されています。
 搬入当初、行先表示幕が突出したままでしたが、2ヶ月後に突出はなくなっています。
 5編成目は3018F(3018-3019-3609)で、2006年9月に搬出、12月上旬に搬入、12月下旬より営業運行に復帰しています。
 更新メニューは4編成目の3016Fと同様ですが、行先表示幕の突出がなくなった状態で搬入されました。
 6編成目は3014F(3014-3015-3607)で、2007年6月に搬出、9月上旬に搬入、9月下旬より営業運行に復帰しています。
 更新メニューは3編成目の3020Fと同様ですが、車内妻面の引戸側でない方の窓はもともと1枚ガラスの固定窓であったため、更新時ではそのまま存置されています。
 7編成目は3058F(3058-3059-3534-3634)で、2007年9月に搬出、2008年3月上旬に搬入、7月上旬より営業運行に復帰しています。
 4連としても初の施工、3050系では初の施工となり、Mc車の補助電源装置がMGからSIVに換装されました。また、この編成以降、車外スピーカーが小型化されました。
 8編成目は3012F(3012-3013-3606)で、2008年7月上旬に搬出、10月上旬に搬入、10月下旬より営業運行に復帰しています。
 更新メニューは3014Fと同様ですが、7編成目の3058Fで追加された車外スピーカーの小型化が引き続き実施されています。

●エクステリア
 行先表示幕の突出していた車両では、3000系第3次車以降同様に突出がなくなっています。
 また、ベンチレータが全車で撤去されています。

 なお、3000系・3200系にある幌釣金具はそのまま存置、両端先頭車の運転台側でない方の窓も縦桟を挟んでの2枚窓のまま、非ワンマン車では運転台側正面窓も縦桟を挟んだ2枚窓のままです。
 第4編成の3016Fでは、当初は行先表示幕が突出したままでしたが、2ヶ月後に突出はなくなっています。
 神戸・飾磨方先頭車の号車表示と社番。
 中間車の号車表示と社番。
 姫路・網干方先頭車の号車表示と社番。
 第7編成の3058Fでは、4連では初の施工となりました。車外スピーカーが小型化され、3058の補助電源装置がMGからSIVに換装されています。

●インテリア
 車内の画像。
 白色の化粧板が貼られたので、それまでとは印象がずいぶんと異なります。
 シートで他車でも変更が進んでいる優先座席の拡大・青色モケット化が行われたのみで、床や荷棚に変更はありません。
 運転台側の車内画像。
 ここもほぼすべてで白色の化粧板が貼られています。
 なお、社番表記は従前と同形ながらグレーベースのものに変更され、「乗務員室」の文字がガラスから消えています。

 1編成目の3210Fと2編成目の3006F以降との違いはここに現れており、上画像の3210Fではガラスがゴム押さえのままで存置されたのに対し、下画像の3006Fでは金属押さえに変更されています。
 3編成目の3020F、4編成目の3016F、5編成目の3018F、7編成目の3058Fは、妻面の引戸側でない方の窓が2段窓でしたが、更新時に1枚ガラスの固定窓に変更されています。
 4編成目の3016F、5編成目の3018F、7編成目の3058Fでは、冷房装置吹出口の色も変更されています。
(左画像)
 貫通扉は5030系第2次車と同様のものに変更されていますが、開く方向の統一は行われていません。

(右画像)
 ドアは従前と同タイプのものですが、ここにも白色の化粧板が貼られています。
 禁煙や消火器設置場所の標示は、ステッカー化の上でピクトグラム化されています。
 また、エクステリアの項の通り、号車標示もステッカー化されています。
(左画像)
 製造所銘板はそのままで、リニューアル工事の銘板は設置されていません。

(右画像)
 非常用連絡ボタンは存置されましたが、化粧板にあわせて白に塗装されています。
 2004年より3000系列で工事の行われている、中間車の姫路方山側への車椅子スペース設置工事も併せて行われています。
 工事内容は同様で、車椅子スペース設置部分の座席の袖仕切が5000系第3次車以降のタイプになり、吊革が長さの短いタイプに交換されています。
 天井部分については従前よりの変更はなく、特に化粧板の貼替は行われていません。小型非常灯も旧式のままです。
 なお、吊革はすべて新品に取り替えられています。

●窓
 扉間の側面窓は、5000系第1次車〜第3次車の側面窓と同タイプのものに取り替えられました。縦桟は黒に塗装されており、この点では5000Fと同様の処理です。
 側面窓を室内から見ても、5000系第1次車〜第3次車と同様で、上段下降下段固定式の2段窓です。
 ただし、上段窓の開閉に使用する取っ手は3050系アルミカーと同様の形状で、開閉方法もやはり3050系アルミカーに準じています。
 カーテンは白色。
 5000系第5次車・5030系で採用されているフリーストップタイプではなく、引掛式のカーテンのままです。
 車端部の側面窓は、大型の1枚窓に取り替えられました。「優先座席」の表示ステッカーは、1枚窓の真中に貼られています。
 大型側面窓を室内から見た画像。
 固定式の1枚窓で、これは山陽史上最も大きな窓ということになりそうです。
 カーテンはやはり白色で、引掛式。
 大型1枚窓を1つのカーテンですべてカバーするため、かなり大型のタイプです。
 先頭車の3人掛シート部分の窓も、固定式の1枚窓に変更されています。

○試運転
 3月24日に試運転が行われています。

 ※試運転の画像は、ホームページをご覧の方からメールでいただいたものです。
 
 

○搬入
 3月7日に3210-3211が、8日に3605が搬入されています。
 画像は3605の搬入シーン。

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