稀少な列車


2000.8.15 制作
2001.3.15 加筆
1998年2月15日〜2001年3月9日のダイヤにて、稀少な表示幕を掲出した列車、稀少な動きをした列車
(平日・土休日のどちらかで5本以下/日程度)を追いかけてみました。
特に面白かった列車のレポートについては、別に特集を組んでおりますのでこちらへどうぞ。

※以下に掲載している画像はすべて私YA--MAの撮影です。
また、これらの画像の無断転載を禁止します。


種別・行先表示幕が稀少な列車
 
1-1. 直通特急 東二見
阪神車で東二見〜姫路のみ運転する直通特急の画像はこちら
 直通特急 東二見行は、平日・土休日に各1本ずつ阪神車で梅田〜東二見を運転されていました。この他に、平日夜間には姫路東二見行の特急のうち1本が阪神車で運転されていましたが、この時の種別幕は直通特急で運転されます。ちなみに早朝の東二見姫路行の特急のうち阪神車で運転されていた列車(平日2本、土休日1本)も、種別幕は直通特急で運転されます。

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1-2. 直通特急 大塩
   直通特急大塩行は、平日・土休日に各1本ずつ梅田〜大塩を運転されていました。平日は山陽車、土休日は阪神車での運転。ちなみに、大塩到着後は東二見まで回送されて入庫していました。なお、2001年3月10日のダイヤ改正で完全に消滅しました。
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※9201hさんより、LED式側面行先案内器での「直特大塩」の画像をいただきました。
1-3. 特急 大塩
3050系6連の運用についてはこちら
 特急大塩行は、平日に1本だけ運転されていましたが、側面行先表示幕に特急 大塩が存在しないために特 急のみを掲示しての運転となっていました。ちなみに、山陽車6連での運転が所定で、稀に3050系6連での運用も見ることができ、直通特急大塩行と同様に、大塩到着後は東二見まで回送されて入庫しています。なお、こちらも2001年3月10日のダイヤ改正で完全に消滅しました。

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1-4. 特急 東二見
阪神車で東二見〜姫路のみ運転する直通特急の画像はこちら
 特急 東二見行は、平日に6本、土休日に3本運転されていましたが、平日のうち1本は阪神車での運転のために直通特急東二見として運転されていましたので、実際にこの行先表示幕で運転されていたのは平日に5本、土休日に3本だけです。また、下りの特急 東二見行は3000系列4連で運転されますが、前半に造られた編成(3000F〜3056F)の側面行先表示幕に特急 東二見が存在しないために特 急のみを掲示しての運転となっていました。

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1-5. 特急 高速神戸
 特急 高速神戸行は、平日・土休日に2本ずつ姫路〜神戸で運転されていました。ちなみに高速神戸行の設定自体がこのダイヤでは意外にも少なくななっており、普通 高速神戸行も平日に9本、土休日に6本しか運転されてませんでした。神戸では2番線に到着し、折返で新開地の4番線まで回送されて下り列車となります。

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1-6. S特急 高砂
早朝下りのS特急高砂行の画像はこちら
 S特急 高砂行は、平日に4本、土休日に6本運転されていました。S特急の設定当初は飾磨行S特急というのも存在しました(東二見以西各駅停車)が、現在まで下りのS特急はすべて高砂行となっています。
1-7. S特急 阪神三宮
 S特急 阪神三宮行は、平日に6本、土休日に3本運転されていました。このうちの1本(平日・土休日共に)は飾磨始発となっており、飾磨〜大塩では唯一の、大塩で3番線に入る唯一のS特急でした。

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1-8. S特急 阪急三宮
 S特急 阪急三宮行は、平日に3本、土休日に4本運転されていました。なお、1998年2月15日のダイヤ改正後は特急 阪急三宮行も少なくなっており、平日に6本、土休日に9本の運転となり、2001年3月10日のダイヤ改正では完全に消滅しました。

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1-9. 普通 高砂
 普通 高砂行は、平日に3本、土休日に2本運転されていました。早朝に運転される列車と深夜に運転される列車があり、前者は折返し高砂始発のS特急に、後者は高砂で滞泊して翌朝の高砂発姫路行普通に使われていました。
1-10. 普通 須磨
 普通 須磨行は、平日に5本、土休日に4本運転されていました。特に、下りの終電となる阪急三宮24:05発の列車は、阪急三宮の中線から発車し、さらに6連の普通という三重に珍しい列車でした。また、平日・土休日早朝に運転される東須磨5:09発→須磨5:14着の列車は、山陽の最短営業運転距離(1.9km)列車となっていました(同様の列車が平日上りにも1本ありました)。

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1-11. 普通 須磨浦公園
 普通 須磨浦公園行は、平日・土休日に3本ずつ運転されていました。なお、1998年2月15日のダイヤ改正以前には山陽車では運転されない列車でした。

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おまけ; 阪神車が山陽線内で見せる稀少な種別表示幕
 準急。平日下りに6本運転され、すべてが東須磨止まりでした。  急行。こちらは平日上りに6本運転され、すべてが東須磨始発。ほとんどが左で取り上げた準急の折返列車でした。

動きが稀少な列車

2-1.阪神三宮で折返す列車

 阪神三宮行の列車は、3.6km離れた大石まで回送し、そこの1番線で折返すのが通常ですが、平日・土休日に各1本ずつ、阪神三宮で折返す列車がありました。
阪神三宮の配線
1番線に列車が入線
駅東側へ回送
渡り線を利用して2番線へ入線
2番線から発車
2-2.元町で阪神普通に接続する列車
 平日の夜間に1本だけ、姫路発阪神三宮行特急元町で阪神普通と接続していました。元町の1番線に到着後、2番線の阪神普通(元町始発)に接続して先行させ、その後に阪神三宮へと発車していました。なお、この列車は阪神三宮到着後、大石まで行って折返さずに阪神三宮で折返していました(2-1.参照)。
元町の配線
1番線に山陽特急が入線
山陽特急阪神普通が接続
2番線から阪神普通が発車
1番線から山陽特急が発車
2-3.阪急三宮中線で折返す列車
 阪急三宮行の列車は、4番線に到着して駅東側まで引き上げて折返すか、1番線に到着してその場で折返すのが一般的ですが、中線で折返す列車が何本かありました。現在のところ、土休日の6:19発姫路行特急土休日の23:42発東二見行普通、平日・土休日の24:05発須磨行普通で確認しています。(Thanks To 羽絵森 詩葉さん)
阪急三宮の配線
中線に列車が入線
列車は中線で折返し
列車は渡り線を利用して下り線へ
参考に…
4番線に到着して駅東側で折返し
(昼間中心)
4番線に列車が入線
駅東側上り線上に引き上げ
渡り線を利用して1番線へ入線
2番線から発車
1番線に到着してその場で折返し
(朝夕ラッシュ時中心)
渡り線を利用して1番線に列車が入線
列車は1番線で折返し
1番線から発車
2-4.須磨で阪神特急山陽特急直通特急)に抜かされる普通
 土休日に上下2本ずつ、須磨で阪神特急山陽特急直通特急)に抜かされる普通が存在しました。1998年2月15日のダイヤ改正以前には比較的多数存在しましたが、須磨浦公園行の削減のためかこの列車も減少しました。
2-5.新開地の中線から発着する直通特急山陽特急
 土休日の夜間の上りに1本だけ、新開地の中線から発着する直通特急が存在しました。直通特急の前に到着する新開地止の山陽普通が神戸始発になるために神戸に回送されますが、回送までに時間があるために新開地1番線で長時間待機していました。その間に後続の直通特急が新開地に到着していたのですが、通常の1番線は普通によってふさがれているために2番線に入線していました。同様に、新開地の中線から発着する山陽特急が存在しました。
新開地の配線
1番線に山陽普通、中線に阪急特急が入線
山陽普通は扉を閉め、阪急特急に接続
中線から阪急特急が発車
中線に直通特急が入線
直通特急が客扱い
中線から直通特急が発車
1番線から回送が発車
2-6.少し珍しい場所での待避
 
 上り藤江で普通S特急を待避。平日に9回、土休日に7回。これだけ数があると、珍しいとは言えないレベルかもしれないが、時間が朝のみに集中している。
 下り霞ヶ丘で普通特急直通特急を待避。平日に5回、土休日に3回。
 なお、当時、上り待避線での待避は1本もなかった。
 下り東須磨で山陽普通直通特急を待避。阪神特急山陽特急を待避する光景ならよく見られたが、こちらは平日に2回のみしかなかった。
 「待避」とは関係ないので、これはおまけ。
 上り線・飾磨車庫から飾磨駅2番線に入線する時にしか使われない線路を走る3208F。飾磨駅2番線ホームが3連対応でしかないので、この線路を走ることの出来るのは3連のみ。

編成が稀少な列車

3-1.3050系3連+3連での6連

 5000系列6連の編成は8本存在しましたが、運用は最大7本だったために、1本でも検査で入場したりするなどして運用を離脱すると運用本数がギリギリになっていました。そのギリギリの状態になった際の予備に、3050系クロスシート改造車3連の2本が6連に組成されて走ることがありました。ただし、阪神梅田には乗り入れできない為に運用は限定されており、しかも運用は平日のみでした。その運用は以下の通りでした。※平日でも、毎日走るとは限りません。
 
東二見6:18→(特急)→阪神三宮6:55→(回送)→大石
大石→(回送)→阪神三宮7:14→(特急)→姫路8:18
姫路8:40→(特急)→阪急三宮9:41
阪急三宮9:46→(普通)→東須磨10:02
東須磨17:47→(普通)→阪神三宮18:03→(回送)→大石
大石→(回送)→阪神三宮18:17→(特急)→姫路19:22
姫路19:35→(特急)→阪神三宮20:38→(回送)→大石
大石→(回送)→阪神三宮20:52→(特急)→大塩21:45
大塩21:53頃→(回送)→東二見22:06頃

 3050系クロスシート車は3編成存在したため、2編成で6連を組成する時にもいくつかのバリエーションが出てきましたが、ドアカット装置設置の有無などで組成方法は3パターンに限定されていました。
 

3076-3077-3643+3074-3075-3642 一番多かったパターン。
3076-3077-3643+3078-3079-3644 3074Fがクロスシート改造される以前はこのパターンのみでした。
3074-3075-3642+3078-3079-3644 一度だけこのパターンで組成されたことがあるようです。

 
最もポピュラーなパターンだった、神戸方から3076F+3074Fという6連。